組立・配線

ASSEMBLY & WIRING

ケーブルやハーネスの製作から筺体への収納・組立配線まで

確かな実績と品質で多数の信頼をいただいております。

高津通信は基板の部品実装だけでなく、組立や配線も得意とする会社です!
以前は組立・配線をする会社も多くありましたが今では少なくなってしまいました。理由は高齢化もありますが、後継者を育成するのに時間がかかり割に合わないからです。
弊社では組立・配線に精通するベテラン社員も健在で、後継者の育成にも力を入れております。

筺体の配線は中身が見えないため昨今では配線の引き回しなど乱雑になりがちです。高津通信では確かな技術で高品質なだけでなく、見た目も意識した丁寧な配線を心がけています。
また、多種多様なケーブル、ビス、圧着端子などの社内在庫を取り揃えていますので、ぜひご相談ください。

WORK FLOW

組立配線作業フロー

01
回路図・布線図の
読み解き
電源、制御、信号、同軸などの配線について、引き回しをイメージしながら、作業内容を固めます。
02
部品表から端子、
工具の選定
部品表を基に必要な端子類やそれに伴う工具を選定します。基本的には内製ですが、協力会社様へハーネス加工を委託する場合もございます。
03
作業カードの作成
~部品受入検査
作業カード(現品票のような物)と呼ばれる当社独自の生産管理札を作成します。部品の使用箇所や加工内容、員数など作業する上で必要な情報が記載された作業カードを部品に貼り付けて部品受入検査をし、予備組立工程ごとに使用する部品を配膳します。利点として、部品に加工情報などが盛り込まれるため、作業忘れを防ぎつつ、工数削減に繋がります。
04
予備組立・束線作成
一つの筐体へ組み上げる前に予備組立が可能なユニットは事前に組立加工を行います。予備組立工程毎に組立図面・工程内検査表を準備し、中間検査をユニットごとに全数行います。見本のみご提供の場合もございますので、その場合には、図面作成・工程内検査表を作成しながら作業を進めて、次回生産に備えます。事前に加工可能な線処理も予備作業として回路検査まで完了させます。
リピート製品に対しては束線化をします。最大のメリットは誤配や欠配のリスクが下がり、事前加工作業が可能なため、短納期への対応ができます。
05
組み上げ~配線
予備組立で作成したユニットを組み上げながら、配線を行います。リピートが見込まれる製品に対しては、間違いやすい箇所などを図面に記載して、不具合発生を防ぎます。
06
回路検査~外観検査
~出荷まで
組立配線作業を終えたユニットを二人体制で回路図を基に検査を行います。出荷検査表に基づいて、筐体内部に作業忘れが無いか、外観に不具合が無いかなどを検査して、合格品を梱包・出荷となります。電気調整検査もユニットに応じて、対応いたします。

OUR STRENGTHS

私たちの強み

STRENGTHS
01

新規開発の試作から既存の製品の組立配線までお任せください。ハーネスやケーブル製作も1本から受注可能です。
昨今では組立、配線を請け負う会社が少なくなり、様々な依頼を弊社にいただいております。

STRENGTHS
02

ケーブル、ビスなどの副資材など多数の在庫がございます。高津通信では常に多数の組立、配線依頼をいただいているため、多数のケーブルを社内在庫として取り扱っております。
圧着端子やビスなども多数取り揃えておりますのでぜひご相談ください。

STRENGTHS
03

配線作業では束線図を製作して組み込むため、安定した品質で量産も可能です。
新規のご依頼をいただいた場合、いただいた図面を基に束線図、布線図を作成します。熟練の作業者が作成するため基板、部品の配置から最適なルートでの配線をおこないます。
自動圧着機での圧着で量産時もコストを最低限に抑えることが可能です。

 

QUALITY

組立、配線の品質

QUALITY
01

組立、配線のお仕事をいただいた際は、事前の図面の分解を徹底的に行います。
線の本数、引き回し、組立の順番、工程内検査のポイントなどを図面化して共有します。また、配線は束線図を作ることにより品質を一定に保つことができ、コストの削減にも繋がります。

QUALITY
02

最終検査では導通検査をテスターと配線図を使って2人体制で行います。
外観検査などは機種ごとに検査シートを作成して量産品でも一定の品質を保った検査をすることができます。