こんにちは!広報担当です。
前回の記事では、社長から創業エピソードを伺ったり、次期社長を担う営業部長の大介さんと製造部次長の公介さんに、大切にしている理念や今後の経営方針などについてお話いただきました。
今回は、おふたりが高津通信に入社したきっかけや、後を継ぐ決心をしたタイミングについて語っていただきます!大介さんと公介さんの素顔や人柄、関係性についても深く知っていただける内容になっていますので、最後までご覧ください!
【登場人物】
▶︎大介さん
営業部 部長
2015年に高津通信に入社。
前職は住宅リフォーム関連会社。
インドア派。ゲームは分析・戦略でクリアするタイプ。
▶︎公介さん
製造部 次長
2015年に高津通信に入社。
前職は建築測量会社。
アウトドア派。キャンプにハマっている。
※記事の内容は2022年8月時点のものです。
後を継ぐことを意識したきっかけ
大介さん
私たちが子どものころ、父はいつも忙しく仕事をしていました。会社が軌道にのるまでは本当に大変そうで、社員や家族のために休む暇もなく休日も職場にでていました。
公介さん
それが当たり前だったので、休日に遊んでもらったり父と出かけた記憶はないですね。
大介さん
父が毎日忙しく働くことに感謝できるようになったのは、自分自身が就職してからでした。兄弟3人を大学に進学させてくれた両親には頭が上がりません。
おそらく私たちが学生の頃から、高津通信の後を継いでほしいという想いはあったと思いますが、それを強要してくることはなく、特に意識せずに過ごしていましたね。私たちがそれぞれ興味をもった先へ就職することを止めることもありませんでした。
公介さん
私は大学時代からアルバイトをしていた建築業界のベンチャー企業に就職しました。当時は正社員2〜3名くらいの小さな会社だったので常に人が足りず、現場が発生するたびに社長が自分の知人を呼んでくるような働き方で(笑)忙しい毎日でしたね。
当時はまだ実家暮らしで、朝早く起きて仕事に行く私のことを父も見ていました。20代半ばくらいから、社会人として自分で稼ぐ私のことを少しは認めてくれていたのか「いつ、うちの会社(高津通信)にくるの?」と聞かれるようになったんです。でも身内経営に乗り気になれなかったので、「いや、行かないよ」と答えてましたね。
大介さん
私は高津通信に入社したら後を継ぐことになると確信していたから、入社を決めるまでに足踏みしていたんです。
しかし、結婚し家庭を持ったことがきっかけで、父の偉大さや親孝行できていなかったことに気づいたんですよね。ちょうどその頃、母が体調を崩したこともあり、家族を支えなきゃという気持ちも芽生えました。
公介さん
私は父から高津通信に誘われ続け、30歳で高津通信に入社しました。きっかけは「黒字倒産だな」という父のひとことでした。高津通信は社員の高齢化が進んでいて、事業は好調なのに人手不足で倒産してしまうのは「もったいない」と思ったんです。勤めていた建築会社は、どんどん社員が増えて成長しているのを見ていたので、「この会社はもう私がいなくても大丈夫だな」と感じ、その時の建築会社の社長にお願いして辞めさせてもらいました。高齢化で人が減っていく父の会社で私にも何かできることがあるかもしれないなと感じ、入社を決心しました。
父に認められるまで夢中で仕事していた5年間
大介さん
入社してから社長に認めてもらうまでには時間がかかりました。私は製造職ではなく営業職として入社したので、期待されていたのは新規の顧客開拓をして売上に貢献することでした。
でも営業って自社商品のことをよく理解していないとできないんですよね。だから製造に入りながら外回りや電話営業などをしていましたね。コツコツ続けていくうちに、既存のお客様には顔を覚えてもらい、今では売上を拡大させながら良い関係を築くことができています。
ただ新規の顧客開拓は自分たちだけではなかなか難しく感じていたので、外部支援を受けているところです。今のところ、順調に月1〜2社のペースで新規取引を始められていて、新規開拓の売上目標がようやく達成できるようになってきました。
公介さん
私は最初から製造職として入社しました。
前職の建築会社とはまったく違う作業なので、まずは工場長のもとで製造の基礎を叩き込んでもらいました。とても厳しい方だったんですが、前職で親方として働いた経験から「自分にできないはずはない」とメンタル強く仕事に向き合うことができましたね。
大介さん
同じ時期に入社した私たちですが、業務内容がまったく違ったんですよね。それぞれの仕事をがむしゃらにやっていたら5年も経ったという感じです。
最近、飲みの席でようやく社長から「2人が高津通信にきてくれてよかった」と言ってもらえて、親孝行のスタートラインに立てたのかなと思いますね。
今は、会社を私たちに任せるための準備を進めてくれているみたいで、ここからだなと感じています。
兄弟の強みをいかした経営戦略
大介さん
今までは目の前の仕事で手いっぱいだったところを、公介や他の社員の方が代わりに引き受けてくれることで経営について考えられる時間が確保できました。私はこれまで経営に携わったこともなければ、人事担当の経験もありません。すべて高津通信に入社してから時間をみつけて勉強したことなので、公介と支えあっていく必要があると感じています
公介さん
兄が売上の部分を管理してくれているので、私は社内の組織づくりや製造の生産性を高めることと品質管理をしていく予定です。日頃から2人で会社をより良くするためにどうしたらいいのか、何が課題なのかと話しています。
大介さん
公介には粘り強く物事を推進する力があります。目標を決めて、挫折を繰り返しながらも成果をだす。単純そうに聞こえますが、一度決めたことに対してしっかり責任感を持ってやり遂げることってなかなかできないと思うんですよね。公介のこの強みは生産性を高めることに対して発揮されています。
公介さん
私は兄の情報処理能力の高さを尊敬しています。兄の営業はお客様の要望をすでに知っていたのかと思うくらい先手を打っていくので、いろんな情報を網羅して顧客理解を深めているんだなと感じます。
また、人柄の良さでお客様といつの間にか仲良くなっていることも多いです。物腰の柔らかい口調で話すので、営業される側としてもつい惹きつけられてしまうような感覚なんだと思います。持ち前の親しみやすい雰囲気で子どもからの人気もすごくて羨ましいですね。
と、まあこんな感じで、お互いの強みを理解し合うことでそれをいかした仕事を安心して任せることができています。
最後に余談ですが・・・
大介さん
私たちについてもう少しお話しすると、私はインドア派でゲームや麻雀が好きなんです。子どもの頃はRPG(ロールプレイングゲーム)を効率的にクリアするためにノートにまとめたりして楽しんでいました。身体よりも頭を動かす遊びが好きで、分析して計画して戦うタイプです。
公介さん
私は真逆で、アウトドア派。キャンプやサーフィン、スノボなど季節のスポーツを楽しんでいます。兄と比べると自分からどんどん新しいことに挑戦していくタイプなので、本当にいいバランスが取れているように感じます。
高津通信には魅力的な仲間がたくさんいます。
これから社内の情報を発信していけたらと思っていますので、楽しみにしていてください!
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いかがでしたか?
頭脳明晰で人を魅了する雰囲気をもつ大介さんと温厚で頼れる司令塔の公介さんは社内イチの名コンビ。お互い優れているところを理解しリスペクトし合っているおふたりが先頭に立って引っ張っていく高津通信の今後に期待していてくださいね!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。