こんにちは!広報担当です。
ベテラン回路設計士の鈴木さんにインタビューに続き、今回は製造業の経験ゼロで入社した木浪さんにインタビューしました!
ベテランでも未経験でも活躍できるのが高津通信の魅力。
高津通信に入社するまでの経験から高津通信に入社してからのキャリアステップだけでなく、社内の雰囲気についても語っていただきました。ぜひ最後までご覧ください!
▶︎木浪さん
IT業界から製造業界へ転身
2018年入社
大学時代は電気工学を専攻し、前職ではシステムエンジニアとして就業していた。
高津通信の専務からの紹介で高津通信に転職し、製造に携わっている。
※記事の内容は2024年2月時点のものです。
大学で専攻した電子工学を活かしたキャリアチェンジ
前職では、システムエンジニアとして開発するため手順書の作成やオペレーターに依頼する際の指示書の作成に携わっていました。手順書や指示書を作成するにあたり、コードを理解する必要があるためプログラミングの知識を習得しました。
転職を決意したきっかけは、体調を崩したことでした。開発の軸となる手順書の作成を担当していたので、チームに迷惑をかけられないプレッシャーや納期に追われる生活が続き、精神的にも辛い時期を過ごしてしていました。
退職してしばらく休業した後、高津通信で専務として働いている親戚の紹介で入社しました。大学で電気工学を専攻していたため、高津通信の事業内容に興味を持つことができ、大学で学んだ知識を活かせる職場であることも入社の決め手となりました!
未経験から積み上げてきた製造知識とキャリア
入社直後は、配属部署を決めるためにジョブローテーションでざまざまな業務を経験しました。基板製造や組立・配線業務など、初めて取り組む業務ばかりで最初は少し戸惑いもありましたね。
その後、マウンターという機械を使って基板表面に電子部品の取り付けを行なっている製造1課へ配属が決まりました。機械の操作方法や電子部品の種類など、新しく覚えることが多く毎日があっという間でした。
高津通信は部署によって特徴があり、僕が配属された当初の製造1課は、5名程度の少人数体制で仕事とプライベートをしっかり分けている方が多い印象でした。休憩時間は、各自が好きなように時間を過ごしており、「コミュニケーションをとらなければいけない」と考える必要もないため、社会復帰したばかりの僕にとっては、気負わずに働ける環境でした。
入社から2年後、組立・配線を行う製造3課に異動しました。この部署は、製造1課で製造された基板を製品に取り付けるなど、手作業で行う業務がメインです。
そのため、製造1課の倍以上の人数が在籍しており、パートスタッフも活躍しています!製造1課と比べると、コミュニケーションをとる部署で休憩時間に雑談をしていることもありますよ。
チームワークで成り立つ組配部署の魅力
現在は製造3課に在籍して4年目になり、異動当初に先輩から教わった組立・配線の知識を後輩に教える立場にいます。(2024年時点)
教育だけでなく、パートスタッフへの業務依頼も行います。
パートスタッフに依頼している業務は、技術を必要とする業務ではなく、部品の仕分けや管理など単純作業がほとんどです。業界経験がない方も多いため、わかりやすく丁寧に伝えることを意識しています。
ありがたいことに受注案件数が伸びているため、時間がかかる業務をパートスタッフが行なってくれることで作業効率を上げることができていて、とても助かっています!
製造3課はチームワークで成り立っていますね!社員は、はんだづけなど危険が伴う業務を行なっているため、作業に集中する必要があります。作業に集中できているのは、パートスタッフのフォローのおかげだと思っているので、気持ちの良いコミュニケーションを心がけています。
大型連休の1ヶ月前が繁忙期で案件がいくつか重なるケースがあるんですが、作業効率を意識したチームワークで残業せずに対応できるように、スケジュール管理も行なっています。前職で開発の手順書や指示書の作成をしていた経験が、作業工程管理にも役立っているなと感じることもありますね。1人でプレッシャーを抱え込むことがない環境なので、体調を崩してしまうこともなく働けています!
IT業界にはない製造業界の達成感とやりがい
印象に残っている製造業務は、温度によって電気抵抗率が変化する性質を持つ半導体に対して温度調整をする装置の製造に携わったことです。
弊社で受注する製品は配線する本数が100本ほどのものが多いのですが、その製品は500本ほどの配線が必要で事前にその線を束ねておく処理が必要だったり、手順書もかなり複雑なものになり、納品まで3ヶ月もかかりました。その分、出来上がった時の達成感は大きく、製造業界で一歩成長できた実感がありました!(受注から納品まで2週間の製造案件もあります。)
自分の手で何かを作り上げることの達成感は、目にみえる製品を作る製造業のやりがいですね。エンジニアもプログラミング技術でIT製品を作り上げていますが、物体として存在することのないシステム開発がほとんどなので、達成感の感じ方が違うと思います。
高津通信に転職してから、IT開発の手順書の作成に携わっていた前職では味わえなかった感動があり、IT業界とは違った面白みを感じられます。
これから挑戦していきたいこと
これから高津通信で挑戦していきたいなと思っていることは2つあります。
1つ目は、作業環境の改良です。
ありがたいことに案件数が増えているため、作業場所の整理整頓などが行き届いていないのが現状です。リピートして依頼していただくこともあるので、製造部品の管理は徹底していきたいと思っており、作業場所の改良が作業効率をあげることにもつながると考えています。製造案件が落ち着いたタイミングでコツコツと着手していこうと思っています。
2つ目は、もう少し客先(エンドユーザー)に近い製品の製造に携わることです。
現在は、製造依頼された製品がどのように活かされて、最終的にどのように役立っているのかを知ることができない業務もあります。法人向けで特定の業務のためだけに必要な機械の製造などは、業界外の方への説明が難しくイメージしてもらえないことも多いんです。
このような案件だけでなく、「僕がこれを作ったんだ」と言えるような、個人にも親しみのある製品の製造に携わっていきたいなと思っています。
高津通信で働きたいと思った方へ
僕が感じる高津通信の魅力は、年齢や経験に関係なくフラットな職場だというところです。
高津通信に転職するまでは、ベテラン社員と新入社員は業務においてほとんど関わることがないという職場環境で、新入社員には2〜3つ上の先輩が指導するという仕組みが当たり前でした。
しかし、高津通信ではベテラン社員と新入社員が隣で肩を並べて、同じ作業をしていることがよくあります。年齢や経験によって仕事が割り振られている仕組みではないため、若手でも意欲があればどんどんキャリアアップできる環境だと思います!
僕が業界経験を持たずに入社したからこそ、未経験者は大歓迎したいです!文系大学を卒業された方や全く違う仕事をされてきた方も活躍しています。未経験入社が多いからこそ、しっかり教育体制が整っているので、ぜひチャレンジをお待ちしています。
集中力が必要な業務が多いので、コツコツと作業を進められる方や電子機器に興味がある方にはピッタリの職場だと思います!
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いかがでしたか?
私たちと一緒に働きたい、高津通信をもっと知りたいと思っていただけた方は、お気軽にお問い合わせください!まずはカジュアル面談だけでも大歓迎です。
最後までご覧いただきありがとうございました。